jinjerがフレックスタイム制を全社導入!その背景や実際の利用状況、メンバーの声を聞いてみた

jinjerの社風
jinjerがフレックスタイム制を全社導入!その背景や実際の利用状況、メンバーの声を聞いてみた

2023年7月、jinjer株式会社で全社的にフレックスタイム制が導入されました。(エンジニア職のみ先行して実施しており、それ以外のビジネス職や管理・企画職が今回から導入されました)

全社として実際に導入してみて社内メンバーにどのような変化があったか、どんな狙いがあって導入に至ったのか。今回は、jinjerのフレックスタイム制の内容や、実態などについてご紹介します。

jinjerの制度や社風について知りたいという方はぜひご一読ください!

jinjerのフレックスタイム制とは?

フレックスタイム制は、あらかじめ定められた所定労働時間の範囲内で、1日の始業・終業時間を従業員が自由に決めることができる制度です。

必ず勤務しなければならない時間帯(コアタイム)と労働者が自らの選択によって労働時間を決定する時間帯(フレキシブルタイム)を設けて運用することができます。

jinjerでは、もともとエンジニア職のみが先行してフレックスタイム制を導入しており、この度の全社導入では、エンジニア以外の全職種も対象となりました。

なお、エンジニア職とそれ以外の職種では、コアタイムとフレキシブルタイムが若干異なって運用しています。

エンジニア職では、11:00〜15:00をコアタイム(フレキシブルタイムなし)としています。

エンジニア職以外では10:00〜16:00をコアタイムとして運用しており、フレキシブルタイムは、「始業時間帯(6時〜10時)」と「終業時間帯(16時〜22時)」と定めています。フレキシブルといえども、働く時間帯に制限を設けるようにしています。

フレックスタイム制導入の経緯

大きく「Philosophy体現」と「生産性向上」の2つを実現する目的があります。

jinjerでは、「世界でお最もお客様を大切にする」というPhilosophyを掲げており、従来の定時として設けていた業務時間(9:30-18:30)にとらわれずに、お客様にあわせて柔軟にコミュニケーションを取っていきたい、という意見がありました。

加えて、社内の生産性向上のためにも、従業員が自由と責任を持って、働き方や働く時間を選択できるような環境を整えたいという想いから、制度導入する運びとなりました。

フレックスタイム制の利用状況とメンバーの声

フレックスタイム制の全社導入は2023年7月より開始しましたが、開始1か月時点で全体利用率88.7%平均利用回数7.4回と想定以上の活用となりました。(従来の業務時間だった9:30-18:30でなく、フレックスタイム制に沿った勤怠打刻をした回数)

その取り組み内容をメディア様にも取り上げていただき、いまでは社内外問わず徐々に認知は高まってきているように感じています。

実際にフレックスタイム制にしてみてメンバーはどう感じている?

数字である程度成果が出てきているとはいえ、実際にメンバーはどう感じていて、どのような活用をしているのでしょうか。

所属や年次などさまざまなメンバーにインタビューしてみました。

R・Sさん(セールスマネージャー、入社6年目)

かなりの頻度で使っています!

昨年度に出産して、現在は子育てと仕事の両立のために活用しています。

お迎えや平日の通院がやりやすくなりますし、頭がすっきりしている朝の時間に仕事を寄せてみるなど、フレキシブルなワークスタイルを探ることができて良いなと思っています!

A・Iさん(マーケ、入社2年目)

実は、フレックスタイム制の導入がうれしくて、初日からがっつり使いました(笑)

電車が空いている時間に出社したり、早めに退勤して通院したり、調整しやすいのはすごくいいなと思います。
今後は個人的な自己研鑽としてのセミナー視聴や講座受講等真面目な使い方はもちろんですし、週末早めに退勤して旅行の前乗りをするなど、いろんな使い方ができそうだなと感じています!

T・Iさん(セールス、入社1年目)

野球観戦が好きなのですが、フレックスタイム制を使うと、午後休を使わずに球場に向かうことができてすごく嬉しかったです!部署の先輩からは、以前は始業時間前に開始する商談を組みにくかったが、導入後はお客様の働き方に合わせた少し早い時間帯の商談も組みやすくなったと聞きました。
さらに仕事とプライベートを充実させるべく活用したいです!

K・Mさん(カスタマーサクセス、マネージャー、入社6年目)

週1回程度使っています!

子供のお迎えや家族の予定に合わせて退勤時間を早めるような使い方が多いです。

そして急な家庭の都合で予定より早めに上がった場合は翌日以降でリカバーするなど、融通を利かせるような働き方ができているのはいいですね。

C・Rさん(セールス、入社1年目)

ネイルや美容院など「平日のこの時間帯しか空いていない…」というときに予約したり、リフレッシュ目的で使うことが多いです!
今後は仕事での達成感を味わった際に早めに退勤して楽しい予定を入れる等、生産性を上げられるような働き方につなげていきたいと思っています!

まとめ

数字をまとめてみたりインタビューをしてみたりする中で、選択肢が増えることや柔軟に働けることをとてもポジティブに感じている声が多くあって、フレックスタイム制の良さを再確認することができました。

同時に印象的だったのが、「自分で時間を選べるからこそ、これまで以上に仕事の進め方を考えないといけない」「プライベートだけじゃなくて自己研鑽にもつなげたい」など、自由だからこその責任を感じていたり、前向きな成長意欲に昇華させようとするメンバーが多かったことです。

「世界で最もお客様を大切に」できる良い組織作りに間違いなく影響をもたらす新制度になりつつあることがわかり、人事として嬉しく感じました。

興味を持ってくださった方はぜひカジュアル面談にお越しください!

この記事を書いた人
miki-yamamoto
山本美樹
岡山県倉敷市出身。jinjerで採用責任者をしています!2018年に入社してからずっと人事一筋で仕事をしてきました。jinjerについてもっと正しく&もっと楽しく知ってもらいたいと思い、広報チームに助けてもらいながらライティングにもチャレンジすることにしました!jinjerのカルチャーや考え方に共感いただける方との出会いを一つでも創れるよう、丁寧に発信していければと思いますので、よろしくお願いします!