#入社エントリ|ベンチャー初挑戦でプリセールスからBizOpsへ。働くママの葛藤を乗り越えた転職のリアルを伝えたい!

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#入社エントリ|ベンチャー初挑戦でプリセールスからBizOpsへ。働くママの葛藤を乗り越えた転職のリアルを伝えたい!

jinjerで事業企画部Sales Planning Unitに所属しています、水嶋です。6月に中途入社し、あっという間に半年が過ぎてしまいました。

社会人14年目にして初の転職、なおかつ2児の母である私が、新天地としてjinjerを選択した理由プリセールスからBizOpsへのキャリアチェンジに至った理由について、振り返ってみたいと思います。

まずは私の経歴を簡単にお伝えすると…

新卒で企業情報ベンダーに入社し、調査部門にて信用調査レポート作成兼営業として3年ほど、その後、プリセールスとして企業データの活用提案や関連アプリケーションの営業支援、販売施策活動などに10年近く(その間2回の産休・育休も取得)携わりました。

ありがたいことに前職では関わる方に恵まれ、業務など(というよりはおそらく業務後)を通して人間関係を築いていく中で、人との関わりで業務もメンタルも左右されることが多く、誰と関わるか誰と働くかが自分にとっては重要な要素であることを強く意識するようになりました。

会社に不満がなかったわけではない中でも、人とのつながりがあるからこそ、周囲の人たちに貢献したい・役に立ちたいという思いが長く勤めることにつながったのだと思います。

転職を決めたワケ

特にプリセールスとしては、営業支援の成果が出せていたり、自分なりに会社に貢献できる道を見いだせている感覚がありました。貢献できる案件の幅は広がり、金額の大きな案件も増え、プロダクト改修に意見を出せたりと、顧客・営業の役に立てているという点にやりがいを感じていました。

一方で、ここ数年は『このままずっと同じ業務を続けていくのか?』と自問し、企業データ活用についてお客様に提案しながらも自分でも活用する側になってみたいと思うようになることが増えていました。

また、部署の尊敬できるメンバーと共に働けることは自分の学びにもつながっており、そこから環境を変えることの必要性が見いだせずに答えの出ない沼にはまっていました。

ところが、ある日突然社内の組織が変わる動きがあると知らされ、いずれにせよ環境が変わるのであれば『やるなら今だ』と転職を決意しました。

“安定企業”からベンチャーへ

前職は一般的には長い歴史や景気に左右されない業種から”安定企業”と言われます。そこから一転して、設立から比較的日の浅いjinjerへ転職したわけですが、最終的に決めた理由は『環境をガラッと変えてみたい』というものでした。

前職では、意思決定プロセスが複雑で時間がかかる、なかなか現場の声が意思決定に反映されづらいなど、規模が大きかったり歴史があるからこその環境に歯がゆさを感じていました。

そうした背景もあり、せっかく転職するなら”しがらみからの解放“や”働きやすさ“を大切にしたいと考えるようになりました。

きっかけは…

jinjerを見つけた正直なきっかけは、オフィスの場所です(笑)

通勤時間削減も立派な働きやすさだよね、比較的近くで通いやすい新宿あたりで働けたら近くていいな!と検索している際にjinjerを見つけ、『話を聞いてみたい』くらいの軽ーい気持ちでエントリーしました。

選考を受けてみると、以下のことに魅力を感じ、jinjer「が」いいかも!に変わっていきました。

  • 若い会社だからこその変化のスピードの速さ
  • 『とりあえずやってみよう』『いろいろ試してみよう』という雰囲気
  • 面接した上長や採用コンテンツにあるメンバーインタビューを見る限り、一緒に働きたい人が多そう(率直に、ビビッときました)
  • 様々なツールを導入していてデータ活用の面で何か役に立てるかも
  • やっぱり近さ(笑)

環境をガラッと変えられる上に、自分が大切にしている価値観である『共に働く人の雰囲気』もよさそう!ということが入社を決めた大きな要因です。

プリセールスからBizOpsへのキャリアチェンジ

現在、メインで携わっているのはSalesOpsです。jinjerはThe Model型の営業体制をとっており、私としてはフィールドセールスの受注やCVRカイゼンとしての資料作成や、オペレーションカイゼンの一貫としてSFAのデータ活用の体制構築などに取り組んでいます。

結果として、転職を通じてキャリアチェンジをするに至っています。
直近はプリセールスでしたが一般的にイメージされるようなエンジニアではなく、より営業に近いポジションであったため、そもそもプリセールスとしての転職は難しいと考えていました。
じゃあ営業のポジションを探すのか?プリセールスの経験を活かせる業務ってあるのか?という点が転職活動における最初の悩みでした。

スカウトは営業が多い、でも売上に追われる業務からは一度離れたい…

悩んだ結果、データ活用をする側になりたいという思いや、Salesforceアプリも前職で扱っていたことから、当初jinjerにはSalesforce管理者で応募していました。
ただ、面接時には既に他の方の採用が決定していたこと、私の経歴からBizOpsが合うのでは?と面接官(今の部長)が勧めてくださったこともあり、BizOpsの面接を受けなおした経緯があります。

そんな背景から、BizOpsの業務自体は面接をするまで詳細なイメージはない状態でした。
こうした記事(https://note.com/shisoji/m/m574b76cf0557)と面接時に聞いた話を統合し、解像度を上げたというのが事実であり、『BizOpsやりたい!』というスタートではありませんでした。

では、なぜ興味を持ったのか?というと、
業務内容に関しては『なんだか面白そう』という印象だったのですが、そこをもう少し分解してみます。

jinjerとしては、ツールやデータを活用したオペレーションの設計・改善や営業業務の標準化やコンテンツ提供などのイネーブルメントなどを行っています。
これまで携わってきた『案件を推進させる』という部分や『企業データ活用の提案』という部分が活かせそうだと思ったことがまずポジティブな印象でした。

また、これまでできなかったことで挑戦したかった点でも興味を持ちました。

まず、前職では新規案件の受注がミッションであったため、顧客の契約後のケアはほぼ関わらず、『お客様がしっかり活用できているのか』を追いかけられていませんでした。『実際にデータはどう活用されているのか』を詳細に伺えることも殆どありませんでした。
この背景から、自分がデータを活用する側になってみたいという気持ちは長く持っており、これが叶えられそうであるという点も魅力でした。

また、セールスメンバーに新プロダクトの研修をすることなどもありましたが、その後の営業活動は各メンバーのモチベーションに依存し、『研修が有効であったのか』まで把握できず、もどかしい気持ちでした。こうした経験から、営業担当にもっと伴走して『ちゃんと実行させて検証したい』という想いがあったのだと思います。

こうした理由からBizOpsの業務が面白そう、jinjerで挑戦してみたい!につながったのだなと今回整理してみてわかりました。

これまでやってこなかったことでもあるので、日々頭を悩ませることも多々ありますが…

子を持つ母としての働き方

話は大きく変わりますが、若い会社ってとにかくがむしゃらに働いている(=長時間労働必須)みたいなイメージはありませんか?

私はありました。

jinjerに入社することを決意するまでに最も悩み、実際に働きだすまで不安であったことは、子供が2人(小学生と年長)がいる自分とjinjerでの働き方がフィットするのだろうか?ということでした。

制度の範囲内で私も働けそうではあるし、子供がいる人向けの制度(Hugタッチ休暇)もあるからきっと歓迎されていない訳ではないだろう、そもそも内定をいただいた時点で問題はないのだろう、という前提はありました。

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ただ、採用コンテンツもあって働く人の様子は見えるけど、みんな若い!子供がいる女性の例は見つからない!実態がどうなのかわからない!

当時不安だったことをざっと書き出してみると…以下の通りです。

  • お子さんがいる女性っているの?本当に大丈夫?
  • フレックス制度とか言うけど、本当は裏ルールとかあるんじゃないの?(前職はあった)
  • 自分は柔軟に働けたとしても、周りの人との働く時間がズレすぎていたら意味がないよね?
  • 働ける時間には限りがある中で、とにかく漠然と不安。結局長時間労働できないと評価に響くんじゃ…?

実際のところ、、、すべて杞憂でした。なんとかなっています。

社内にはお子さんがいる女性社員もいますし、公表されている情報が少ないだけでした。

私の日常としては、小学生を送り出して8:30〜9:00に出勤、子供のお迎えの時間に合わせて17:30~18:00に退勤というスケジュールがベースです。

人によっては長い時間働く姿も見受けられますが、制度の範囲内で皆さん柔軟に働いている印象です。私も子の状況に合わせて半休やフレックスを活用し、必要に応じてリモート勤務を選択することも視野に入れ、自分なりに効率の良い働き方を模索中です。

入社当初は、自分は最低限の時間しか勤務できない状況に申し訳なさや焦りも感じましたが、子供と向き合う時間も日々必要だと思うため、今は、自分なりの働き方でバリューを出していけばいいという考えに落ち着いています。

さいごに

メンバー各自が問題意識や『カイゼンしていこう』とする意識を持っているのが当たり前な印象で、はじめは前職とのギャップに驚きました。

ただ、年齢なんて関係なく『この人の考え方いいな』『見習うところがあるな』と尊敬できる人が一定数いる環境で働けることは非常に恵まれていると感じますし、自分とのギャップを埋めるために尽力しています。
新しい環境、新しい挑戦を望んでjinjerへの入社を決めたとはいえ、やはり自分をそこにフィットさせていくことは容易ではないですね。

最近は業務を通して『まず動いてみることで変えていける』を少しずつですが感じており、引き続き『とりあえずやってみよう』の精神で邁進していきたいと思います。

この記事を書いた人
miki-yamamoto
シェアズ! 編集部