#入社エントリ|経営コンサルから独立を経て、HR Techへ。”もっと面白い”仕事を求めて選んだ環境とは?

社員ストーリー
#入社エントリ|経営コンサルから独立を経て、HR Techへ。”もっと面白い”仕事を求めて選んだ環境とは?

はじめに

2024年11月より、jinjer株式会社にてフィールドセールスをしている藤本といいます。 日々全力疾走で商談・業務に向き合っているのですが、気づけばもう入社して半年ほどになります。そんな中で、

『なぜ今の仕事を選んだのか』
『どのような価値観で仕事に向き合っているのか』
『どんな働き方をしているか』

など、これまでの遍歴を辿り、自身のルーツを振り返る機会にしたいと思います。

これまでの経歴と転職活動について

新卒で組織開発・人材育成を核とする経営コンサルティング会社に入社して4年、経営層へのソリューション提案やエリア責任者を経験した後、顧客業務に携わる中で、組織イシューではなく、よりビジネスイシューを解決したいという想いが芽生えました。

だからこそ「さらに成長できる、過酷な環境は?」と次のキャリアを考えると、転職という選択肢はなく、全く違うマーケット・全く違うドメインで、事業を立ち上げることが自分の求める環境に一番近いと思い立ち、経営する立場になってゼロからイチを創る活動を3年間経験。 年齢を重ね価値観も変化したことで、事業継承・譲渡を決意して、この度jinjerへ入社となります。

この間、7年間に培った経験や挑戦を活かせる環境を求めて、当社に辿り着きました。たくさんの中途採用面接で共通して、「独創的な」「尖った」「変わった」「珍しい」経歴と言われてきました。異色の経歴は、まさに企業にとっては『諸刃の剣』です。組織文化次第では「薬」にも「毒」にもなります。 そんな背景から[私が求める企業]=[企業が求める私]が合致するポイントはどこだろうと考えながら、転職活動を行なっていました。

「成長軸」から「貢献軸」へ 転換したキャリア

過去のキャリアは全て「成長」を主軸にどんな環境に身を置くか、を重視してきました。

新卒入社でコンサルティング会社を選んだ理由は、学生で右も左もわからない中で、「対面営業・無形商材が一番成長できそう!」と思ったことと従業員の方々とのコミュニケーションを通じて直感で決めました。元々私は関西出身ですが、配属先はまさかの東北。訪れたこともない土地で、配属してすぐに飛込営業で新規開拓をひたすら実践する毎日です。仕事に慣れて、自信がついてきた頃には、コロナ禍になり全社業績が50%程に落ち込んだ最中、少数精鋭のチームメンバーで営業のやり方・仕組みを変革し、14年ぶりの営業所目標を達成したこともありました。

その後、会社を飛び出しゼロからイチを創る苦悩や自由という責任の重さを体感しました。資金力のない自分には、本当に大変な時期でした。何をするにも、全責任が伴います。顧客の突然の倒産、従業員や外部委託の方々への報酬や仕入れ先への支払い等の資金操りに気を配り、法律・会計・労務・税金の知識も有無を言わせず必要となります。
とはいえ、顧客への価値提供の実感や自分が創ったレールで成り立っているモデルというのは、大きなやりがいでもありました。

そんな中、転職を考えたきっかけは28歳という年齢になったタイミングです。さまざまな要因が重なりました。ビジネスにおける外部環境の変化、価値観の変化、転居に伴う友人関係や家庭環境等、一言では表せないのですが…
最も大きな要因は、以前勤務していたコンサル会社で営業活動をしているときの自分の方が、経営をしている今の自分より楽しく生きていたように思えたからです。

なぜかと考えてみると、役割でも、顧客でも、上下関係でも、仕事の内容でもなく、

✓ 社会・顧客・組織に与える価値とそのインパクトの大きさ
✓ 組織単位で同じ方向を見ながら、やるべきことに集中して全力疾走できること
✓ 少数精鋭の中で、試行錯誤しながら仲間同士で切磋琢磨されていく環境
✓ 成果が目にみえて残り、チームの仲間と感情を共有できること

これらを実感できることが、ただただ楽しかった。

こんなシーンが脳裏に浮かんだことが、足を動かす決め手となりました。大企業でも経営側に回っても味わえない、仕事をする面白さを思い出したのです。
結論としては「貢献」がキーワードだと考えました。 「社会に・顧客に・組織に・仲間に」を主語として、どんな環境に身を置くかを考えると、今いる環境ではない、と感じたのです。

なぜjinjerを選んだのか

転職活動をする上で情報収集を行なっていると、自身が求める環境に合致する選択肢は意外と豊富でした。ありがたいことに、内定も5社ほどいただくことができ、自身の評価も再認識する機会となりました。
正直、年収の高い企業や安定性のある企業、前職の知見を活かせる企業、マネージャー職での採用していただいた企業等、当社より良い条件を提示していただいた企業もあります。

その中でもなぜ、jinjerを選んだのか。

◆ 採用担当者に対して、この人と働きたいと感じた
◆ 成長期フェーズのチャレンジングな組織
◆ 現場の責任者と話す機会をいただき、自分の働くイメージができた

と後付けの理由はたくさん出てきます。耳障りの良い言葉を並べても仕方がないと思うので端的に申し上げると、

自分自身が貢献できるイメージが湧き、
成果を残す過程で楽しく・面白さを追求できそう

と感じた点が大きかったです。
新卒の時と同じで最後は直感。いざという時、直感で選ぶ自分の悪い癖です(笑)
この直感を信じて入社し、まさに描いていたイメージ通りの職場で、成果を残す過程で楽しさ・面白さを追求している真っ最中です。

jinjerに入社してから感じたギャップについて

ここまで、入社前の話をメインに話してきましたが、ここからは入社後の話をしたいと思います。
ありのままの自分の感想を書き示すと、あまりネガティブ要素はないです。とはいえ、ポジティブ要素だけを書いても回し者感がすごいので(笑)、率直に感じたことをそのまま共有できればと思います。

社内改革の迅速性

従業員の不満を掻き消すように体制、制度の改訂が都度行われたりしています。これはどこの組織でも同じことですが、驚くべきは、その実行速度です。1ヶ月に一度、全社の定例会で、企業の現状から今後の方針について発表があります。発表されて来月から変更、バクソクです。
各部署単位でも同じです。声をあげれば、すぐやる、変わるです。実行することがすぐに共有されてプロジェクトが進んでいきます。速すぎてスカッとします。

健全な競争意識と助けを求めやすい環境

中途採用で入社して最初に感じたのは、健全な競争意識がある会社だなと感じました。若手の営業マンが多いということもあり、エネルギッシュさが眩しいです。
各々のチーム目標達成のためのコミュニケーションも気づいた人から声掛けを行い、チームみんなで達成したいという想いが伝わってきます。自分も頑張らなければ!とエネルギーをもらうことも多いです。またわからないことがあれば、周りにすぐ聞ける、助け合える環境であることは、入って間もない私にとって非常にありがたいです。

人の特性に合わせた育成方針

私は裁量とそれに伴う責任を持って、行動したいという想いがあります。部署やチームでの関わり方については、必要以上に細かく干渉されるよりも、一定の信頼を前提に任せてもらえる環境を好みます。もちろん、日々のコミュニケーションや必要な場面では相談・報告を行い、フィードバックやアドバイスによって自分の考えに偏りや見落としがあることに気づくことも多く、その機会は大切にしています。
その一方で、自信を持てるようになるまではしっかりと関わりを持たないと不安に感じる方もいますよね。最初から放任するのではなく、適切なサポートや対話を重ねることで信頼関係を築き、徐々に裁量を広げていくことも大切だと感じます。
配属前のマネージャーとの打ち合わせでは、多様な強みや特性に合わせて、最適な配置が決まっていくため、安心できました。自分の強みを最大化し、組織に対してより良い成果を生み出せる自律的な働き方ができる環境だと感じられたことはありがたいことでした。

現在のやりがいとこれからの目標について

最初の配属先は、営業本部 SB(1-50名)規模のお客様を中心に課題解決をさせてもらっています。
The Model型の組織は初めての経験です。まずは営業活動に専念し、1日でも早く牽引していける存在になれるよう猛進しています。社内の言語や仕組みを理解し、成果を残すことに日々、全力疾走です。
また、ありがたいことに、お客様の流入量が多く1月の商談実施は100件オーバーと前職では考えられない大きな数字で、マネージャーや部署メンバーのおかげさまで、成果面での連続達成もできています。 P.S 商談件数は、自分で調整可能です。個人的に追い込みたくて調整していないだけです(笑)

まずは、よりお客様の規模感を拡大しながら、ステークホルダー皆様の還元を目指して、どんなお客様へも最適解を提示できるようなセールスパーソンとなれるように尽力していきます! さらに先の未来では、プレイングマネージャーとして営業の最前線に立ちながら営業部門の施策・方針の実行等、組織をより良い方向へ導く、舵取りを行える存在として、更なる貢献をしていきたいと考えています。

最後に

なるべく脚色の入らないように本心で率直に書き記してみました(笑)私をご存知の方からすると、藤本節の強い内容だなと思われそうですが、、、

どの環境で働いても自分に合わないことやネガティブになる瞬間もあると思います。ただ私は、どんな環境でも自分が楽しめるポイント・ポジティブになれる瞬間を理解し、意味付けすることが大事だと思っています。
一方で、環境は簡単には変えられません。想像よりもあまりにも飛躍した環境であれば、大惨事です。だからこそ、自分自身の考え方・価値観にフィットする環境選びが大切だと思うので、伝わりにくい風土や文化に関して、率直に感じたことをありのまま伝えたいと思い、記事を書いてみました。
もし、この記事を読んで入社した方がいらっしゃれば、声をかけてもらえると嬉しいです。飛んで喜びます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
miki-yamamoto
シェアズ! 編集部
jinjerで働くメンバーの想いや日々のリアルを、少しでも社外の方に届けられたら―― そんな気持ちで、この社外報をつくっています。記事の筆者は“シェアズ!編集部”という名前にしていますが、実は社内のカルチャー推進担当をはじめ、jinjer社員が取材・執筆しています。誰かの言葉が、誰かの背中をそっと押すきっかけになりますように。そんな願いをこめて、今日も一記事ずつ、丁寧にお届けしています!
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