「本音トーク!!」異業種×セールスをテーマにした採用イベントレポートをご紹介

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「本音トーク!!」異業種×セールスをテーマにした採用イベントレポートをご紹介

12月8日に、「jinjer初」となる中途採用イベント(ウェビナー)を開催しました!

異業種から転職し現在jinjerで活躍する中途社員3名が、『SaaS業界へのセールス転職事情』について、本音ベースで1時間みっちりとお話いただくという内容でした。

また、初開催にもかかわらず、のべ30名以上の方にご参加いただき大いに盛り上がったオンラインイベントとなりました!

「異業種からの転職は実際どんな感じなんだろう‥」「SaaSで働くイメージが湧かない」「転職のリアル事情を知りたい」と感じている求職者様にとって、当日の内容をダイジェスト版としてまとめましたので、ご興味がある方はぜひお読みいただけると嬉しいです!

※採用イベント登壇者「小澤さん」に関する別記事はこちらから👇

【Youは何しにjinjerへ?vol.2】異業種からSaaSセールスへ転職したリアル | シェアズ ...
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今回は、「Youは何しにjinjerへ?」第二弾をご紹介! 第二弾は、フィールドセールス配属の2名(松澤さん、小澤さん) …
jobs.jinjer.co.jp

開催目的とイベントの内容

採用イベントの開催背景としては、求職者様とjinjer社員との接点が「カジュアル面談」「面接」「SNS」のみであったことから、『もっと接点を増やしjinjer内部を知ってもらいたい』という背景のもと、企画されました。

今回は、セールス職種向けのイベントとして、登壇者への質問を下記項目に絞り、中途3名それぞれが感じたことを赤裸々にお話いただきました。

【パネルトークの内容】

・他業界のセールス組織とSaaSセールス組織の営業プロセスは何が違うのか?
・転職した背景は?なぜjinjerに?
・前職との比較(組織、ヒト、セールス面)
・SaaSセールスでは苦労点、どう乗り越えてたのか?
・SaaSセールスの面白さ、やりがいは?

登壇者3名のプロフィール

ここで、今回登壇した中途社員3名の経歴とjinjerにおける現在の役割について、簡単にご紹介させていただきます。

中澤一貴さん

現職:jinjerフィールドセールス(50名以上の企業様)、マネージャー

経歴:1社目の大手人材会社では美容サロン向けの集客メディアのコンサルティングセールス。2社目は別大手人材会社にて採用コンサルティングセールス&マネージャーに従事。

福田 大地さん

現職:jinjerエンタープライズセールス フィールドセールス リーダー

経歴:サーバー等の企業向けハードウェアの製造・開発およびサービスを行う外資系企業へ新卒入社

小澤奈那さん

現職:jinjerフィールドセールス(100名以上の企業様)、リーダー

経歴:大手金融会社へ新卒入社

当日の内容の一部をご紹介!!

当日は下記のような流れで、イベントをおこないました。

本記事では、「登壇者のトークセッション」に焦点を当てて、その一部の内容についてご紹介していきます。

転職した背景は?なぜjinjerに入社しようと思いましたか?

中澤さん

転職きっかけは、大きな目標を掲げて”チャレンジできていない”という自分に対する違和感と挑戦心が出てきたことです。
転職中は「入社する企業に対して自分がどんな価値提供ができるか」という軸で企業を探し、その中でSaaSという成長業界内でスタートアップであるjinjerに出会いました。これまでの経験を掛け合わせながら「新しいことにどんどん挑戦していけそう」「自分のバリューを発揮していけそう」ということを感じ、入社を決意しました。

小澤さん

前職での4年間の営業を経て「自分のスキルを活かし、より成長できるような新しい環境で働きたい」という思いが芽生え、転職活動を開始しました。その中でjinjerを選んだ理由としては、「個人でセールス目標を追うだけでなく、チームで協力して目標を達成していく」という経験が自分には合っていると感じていて、jinjerであれば、そのような達成感をたくさん味わえそうだなとワクワク感をもって選びました。

福田さん

私の場合は、ハードウェア販売・サーバー・ネットワークなど企業インフラ周りの営業経験を経て「お客様と事業により近いところで営業をしたい」という思いが強くなったことが転職のきっかけでした。そのため、今までの経験が活きそうなSaaS業界を転職軸として考え転職活動をしていました。jinjer入社の決め手は「人事労務全体をサポートできる一元管理の思想」に魅力を感じたことが大きな理由でした。前職の経験から、ジンジャープロダクトの思想であればお客様へサービス提供するにあたって価値提供幅が広いかつお客様へのインパクトが大きいと考えました。

前職との比較、ギャップはありましたか?

小澤さん

toC→toB企業への転職ともあり、一番変化を感じたのは「受注までのリードタイムの長さ」でした。toCの場合はその場で即決いただけるなど、ご決断までの期間が比較的短かったのですが、toBの場合は、企業の経営状況や社内状況さまざまなな点を考慮した上で、お客様へメリット訴求をしないといけないので、その点は全然違うなと感じました。現在、私が対応している企業様の規模だと平均リードタイムは約1ヶ月~2ヶ月くらいです。

福田さん

働き方そのものが違うなと感じました。組織面の違いから言うと、前職は比較的大きな企業であったので、整えられた環境下で働いていたところから、「1人でいろんなことをやる環境」へガラッと変化しました。ここは大変さと新鮮な面白さを日々感じています(笑)。
セールス面でいうと、「SaaSを通じて変化したい」というお客様の思いに寄り添いながら営業できている実感値があることです。この点は自分がお客様へ与える影響を日々感じながら営業できているなと思います。
また、外資系の前職にはなかった” 会社全体の一体感 ”も感じた変化としてありました。良くも悪くも個人や成果にフォーカスする風土があった前職と違って、1つの目標に向かってチームも会社全体も一緒に前に進んでいるなという点はjinjer社に入社した後に感じた魅力でした。
ちなみに、私はエンタープライズ規模のお客様が対象になるのですが、規模の大きい会社が多いため、商談から導入までのリードタイムは早くて半年。長くて1年半かかることもあります。

中澤さん

組織面の変化としては、前職も比較的若い組織でしたがjinjerはさらに若いなという印象でした(笑)ただ同時に、「若い組織だからこそ様々なことに挑戦する機会が与えられている」という印象も持ちました。私が所属しているのがセールス組織というのもあり、元気な人が多く、挑戦できる機会にどんどん飛び込んでいる人が多いからこそ、”若くても経験値が高い人”が多いなと感じています。

SaaSセールスへ転職して苦労した点はありますか?

福田さん

いっぱいあるのですが‥(笑)
エンタープライズだと「お客様の組織内の意思決定者を的確に把握した上で、どのようにアプローチすべきか」を考えるのは難しいと感じるポイントですね。前職では専門知識に長けたメンバーがいるチームで、その人に頼りながらプロジェクトを推進していたのですが、今は「自分で製品知識を幅広くつけないといけない」「お客様の優先順位を読み解く」ところまで自分でキャッチアップする必要があります。ここは自分自身アップデートしていかないといけない部分だなと日々努力を重ねています。

また、扱う商材がインフラ面→現場の業務寄りのシステムに変わったので、〝メリット提示″〝費用対効果“ひとつとっても、お客様の経営状態や今後の事業展開を鑑みて提示していくことが、商談を前に進めるために必要な要素となってきます。さらに大手企業だと従業員が多いため、特殊な運用を求められたりする分、部署内で「こんなときどういう運用した?」「どう解決した?」とものすごく活発にコミュニケーションや報告し合う文化が強い組織だなと感じています。

加えて、関係各所さまざまな人を巻き込んで動いていくという部分に関しても苦労したポイントでした。
ただここは入社前研修でキャッチアップできる機会があったので、現場配属後の今とても役立ったと感じています。

中澤さん

僕も正直めちゃくちゃ苦労してるんですけど‥(笑)
苦労ポイント1点目は「お客様社内の様々な方を巻き込むこと」。2点目は「細かい機能知識の習得」。3点目は「運用提案時における〝お客様がやりたいこと”の優先度決め」ですね。これらの課題に対しては基本の守破離(量をこなして質に転換し自分の色を出していく)を初心に帰る意味でも意識しておこなっています。具体的にはとにかく商談経験を積んで自らスピーディにPDCAをまわしてセールスの流れやノウハウをキャッチアップしていくしかないなと日々実践を重ねています。
ちなみに、その結果もあり入社して3ヶ月目で初受注しました!

小澤さん

サービス形態が無形から有形商材になったこともあり、「お客様の業務を解像度高くイメージできた上でジンジャーのプロダクトを理解し、課題に対して適切な打ち手となる提案を打つ」という部分は、非常に苦戦しているポイントです‥。ただここに関しては、入社前に受けた研修で「SaaSの知識」「実務(バックオフィス業務)の知識」「プロダクトの知識」「提案方法の練習」などを学んだことが役立っているなと感じています。入社2ヶ月目には現場配属されて営業としてお客様へ提案をしていましたが、研修のおかげもあってか私は入社後1ヶ月目で初受注しました!

SaaSセールスの面白さ、やりがいは?

中澤さん

もともとオフェンス部分(採用等)の企業支援をしてきましたが、今はディフェンス部分(バックオフィス等)を企業支援させていただいています。そのため「企業の根幹を変えることができるプロダクトを提供している」という実感値を持ちつつ、事業成長のより近い領域で企業様を後方支援できていることには、大きなやりがいを感じています。また自身の成長という観点でも、マネージャーとして社内の仕組み作りを通して組織を大きくしていくことが、間接的に「より幅広い顧客支援につながる」というポイントも今後面白くなっていく部分だなと考えて日々業務をしています。

小澤さん

セールスが分業制になっている分、前職のような「アポ~営業~クロージングまで全て1人でおこなう」のではなく、自分が本当に磨きたい部分にフォーカスして業務ができるのは面白さがあるなと感じています。また〝成長性″に関しても、ジンジャープロダクトが成長するにつれてお客様もjinjer社も一緒に成長していけるというところにつながるので、今後もっと面白くなっていくのではないかなと思っています。

福田さん

「お客様が変わる」ために「自分も一緒に走っていける」という部分に、大きなやりがいを感じています。
自分が介入することでお客様が良い方向へ変化していけるという点はSaaS企業ならではですし、転職してよかったと感じる部分でもあります。またお客様と長期で関係構築して、インサイドセールスと一緒に案件を追っていくことも、大変ながらも面白いなと思う点になりますね。

参加者様からも、続々コメントが!!

30人の参加者の皆様から、イベント中たくさんのコメントをいただきました!

本記事で記載したテーマや、本記事でご紹介しきれなかった細かいテーマに対しても、多くの参加者の方から質問をいただきました。

Q&Aチャットの盛り上がりを見ると、参加者の方にとって必要な情報をお届けすることができていたのかなと、個人的に感じました!

今後も、どんどん情報共有していきます!!

今回イベントは、「異業種→SaaSセールスへの転職」とセールス社員に特化した内容をお届けさせていただきました。

私がもし求職者であれば、外部からキャッチアップしにくい情報No.1が「セールス職種の働き方」であると、個人的に感じていたのもあり、今回のテーマとさせていただきました。

今後は、インサイドセールス部門、パートナーセールス部門、カスタマーサクセス部門、マーケティング部門、エンジニア部門など、jinjer社内の多種多様な部門から社員をアサインし、より求職者様にとって、有益な情報をコンテンツを通してお届けできるよう、企画スピードを上げていきます!

今回記事がちょっとでも参考になった!と感じてくださった方は、ぜひ社員とのカジュアル面談にも気軽にご応募ください!

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この記事を書いた人
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根本慎吾
茨城県高萩市出身。jinjerで広報と人事メディア「HR NOTE」の運営に携わっています。 もともとネオキャリアで人材の営業⇒WEB広告の営業⇒ネオキャリア出戻りでマーケ⇒jinjerでコンテンツマーケ/CRM/広告・SNS運用/ブランディング・PR ⇒広報室の立ち上げ